オーシャンオプティクス社製品のページをリニューアルしました。 最新情報はこちらをご覧ください.
https://www.oceanoptics.jp/
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Sensor Coating Formulations
オーシャンインサイトのFOXY製剤を施した酸素センシングプローブは、無害のガスおよび水性の液体における酸素分圧を観測するために設計されています。標準FOXYプローブの先端は、sol-gel基材に包まれたルテニウム化合物を伴う疎水性のsol-gel物質の層で覆われています。LEDによって励起されるとき、ルテニウム錯体は蛍光を発します。励起されたルテニウム錯体はそれから酸素分子に遭遇し、超過エネルギーは蛍光信号を消失します。蛍光強度あるいはフェーズシフトは、オーシャンインサイトの分光器またはNeoFoxシステムによって測定され、そしてこれらは酸素分圧と相関があります。
FOSPORコーティングはファイバの末端部に施され、蛍光ベースのPt-ポルフィリン指示薬を備えています。センサーは、溶存酸素またはガスの酸素の分圧を測定するためにポルフィリンの蛍光消失を用います。FOSPORコーティングは、ファイバやプローブ以外の基板に適用可能で、食品や製薬産業における包装を通しての測定のようなアプリケーションにご利用いただけます。 *FOSPORまたはその他コーティングをご指定いただく場合は事前にご相談下さい。
炭化水素環境で使用可能な高性能酸素センサーを追求する2年の研究開発は、オーシャンインサイトの新しいHIOXYセンサーに結びつきました。HIOXYセンサーは、非水溶気化物質や溶液の中の酸素分圧を観測するために設計されています。センサーコーティングの化学的性質は、オイルやアルコール類、炭化水素ベースの気化物質と液体でのご使用に理想的です。HIOXYは、市販および軍事的な航空燃料、ガソリン、ディーゼル、いくらかのアルコール類、グリコール、軍事的作動油、およびワインの分析において良好に試験されました。
プローブ選択
アプリケーションに最適なセンサーコーティング製剤をお選びいただいたら、そのセンサーコーティングが施されたファイバ光学プローブをお選びいただく必要があります。ファイバ光学プローブのリストは、こちらをご覧下さい
センサーコーティング仕様
仕様 |
FOXYプローブ |
FOSPORプローブ |
HIOXYプローブ |
原理 |
ルテニウム化合物を用いたフォトルミネセンス消失。O2分圧を測定。 |
プラチナ化合物を用いたフォトルミネセンス消失。O2分圧を測定。 |
ルテニウム化合物を用いたフォトルミネセンス消失。O2分圧を測定。 |
センサーの仕組み |
O2分圧の変化によるフェーズシフト |
O2分圧の変化によるフェーズシフト |
O2分圧の変化によるフェーズシフト |
アプリケーション |
良性環境、水溶性液体、および気化物質 |
低いO2(0-5%)、真空システム包装、良性環境 |
炭化水素ベースの液体と気化物質、燃料、アルコール飲料、植物油 |
時間定数(μ秒)ダイナミックレンジ |
空気: 2.50、N2: 5.00; 低 1.00、高 7.00 |
空気: 10.00、N2: 50.00; 低 3.00、高 70.00 |
空気: 0.50、N2: 2.50; 低 0.30、高 6.00 |
精度(0-20% O2、0-50℃) |
表示の5% (多点校正の多項式フィット使用時) |
表示の5% (多点校正の多項式フィット使用時) |
表示の5% (多点校正の多項式フィット使用時) |
オーバーコートなしプローブの反応時間 |
ガス: <1秒、液体: 30-40秒 |
ガス: <30-60秒、液体: 60-90秒 |
ガス: <1秒、液体: 30-45秒 |
液体の溶存酸素におけるオーバーコート付きプローブの反応時間 |
30-45秒 |
30-45秒 |
オーバーコート不要 |
酸素ガス(@1気圧)におけるオーバーコート付きプローブの反応時間 |
15-20秒 |
15-20秒 |
オーバーコート不要 |
液体中の溶存酸素のダイナミックレンジ |
0-40.7 ppm; 0-760 mmHg 分圧 |
0-40.7 ppm; 0-760 mmHg 分圧 |
0-40.7 ppm; 0-760 mmHg 分圧 |
酸素ガス(@1気圧)のダイナミックレンジ |
0-100% (モル%); 0-760 mmHg 分圧 |
0-<10% (モル%); 0-760 mmHg 分圧 |
0-20.9% (モル%); 0-760 mmHg 分圧 |
液体中の溶存酸素の安定性 |
ドリフト<0.01 ppm/時間 |
ドリフト<0.00008 ppm/時間 @ 低い溶存酸素; ドリフト~0.006 ppm/時間 @ 空気飽和した水 |
ドリフト<0.002 ppm/時間 |
酸素ガス(1気圧)の安定性 |
ドリフト~0.03%/時間 |
ドリフト~0.0002%/時間 @ 低酸素; ドリフト~0.015%/時間 @ 大気 |
ドリフト~0.01%/時間 |
液体中の溶存酸素の分解能 |
0.02 ppm @ 室温 |
0.002 ppm @ 室温 |
0.02 ppm @ 室温 |
酸素ガス(@1気圧)の分解能 |
0.05% (0.4 mmHg) @ 室温 |
0.005% (0.4 mmHg) @ 室温 |
0.05% (0.4 mmHg) @ 室温 |
液体中の溶存酸素の検出下限 |
0.02 ppm |
0.002 ppm @ 室温 |
0.02 ppm |
酸素ガス(@1気圧)の検出下限 |
0.05% (0.4 mmHg) |
0.005% (0.04 mmHg) |
0.05% (0.4 mmHg) |
オーバーコート利用 |
可、型番: FOXY-AF または FOXY-AF-MG |
可 |
オーバーコート利用不可 |
温度範囲 |
-50℃ - +80℃ |
0℃ - +60℃ |
-50℃ - +60℃ |
温度 |
温度センサーおよびソフトウェアがサポートした補正 |
温度センサーおよびソフトウェアがサポートした補正 |
温度センサーおよびソフトウェアがサポートした補正 |
温度再校正 |
プローブが取り替え/一新されるときのみ |
プローブが取り替え/一新されるときのみ |
プローブが取り替え/一新されるときのみ |
プローブ寿命 |
年1回の再調整を推奨 |
年1回の再調整を推奨 |
年1回の再調整を推奨 |
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